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施工事例紹介

Construction case

油圧式エレベーターリニューアル(日立製作所製)

2018/05/21

設置から29年が経過し、日立製作所より主要部品の供給停止が発表されていたW様の乗用油圧式エレベーター(9名、600kg、1-5F・5停止)をリニューアル致しました。

 

リニューアルのきっかけ?

設置から29年経過し、制御盤や油圧ユニット等の老朽化が進んでいた事

製造元の日立製作所より主要部品の供給停止(2017年12月末)が発表されてしまった事

 

リニューアルにあたっての課題点

①「ロープ式への入替工事の場合、工期が1ヶ月超と長期なため、ご利用者様の事を考え、エレベーターの停止期間を少しでも短くしたい。」

②「リニューアルしたという印象を持ってもらう為に目に見える部分も綺麗にして欲しい」

という事でしたので、使える部品は極力流用した油圧式から油圧式へのリニューアルに加え、エレベーターのカゴ内装のシート貼りと床タイルの交換をご提案いたしました。

 

リニューアル内容

制御盤・油圧パワーユニット・操作盤・ドアコントローラ・電材一式等を中心とした制御リニューアル工事

耐震対策(地震時管制運転装置の追加、停電時自動着床装置の追加、制御盤等の転倒防止対策)

③エレベーターカゴ内の化粧シート貼り、各階乗場三方枠および扉の化粧シート貼り、床タイルの交換

 ※流用箇所: レール・カゴ室・扉・三方枠・乗場敷居・シリンダー・プランジャー等の鉄骨部材(耐久材)

工程について

部品製作のために測量調査行い、約4か月後に着工致しました。

・8日間はエレベーターを24時間完全停止

・2日間は意匠工事の為、作業中のみエレベーター停止

 

■施工後のお客様(当マンションオーナー様)の声

『大変綺麗になり良かったです。入居者の皆さんからも喜びの声を頂いてます。これからも宜しく御願い致します。』

 

弊社では、全メーカーの油圧式エレベーターに対応したリニューアル工事を行っています。エレベーターの状態やお客様のご要望に応じて、リニューアルプランを提案させて頂きます。油圧式エレベーターのリニューアルについて疑問等ありましたら、お気軽に連絡下さい。

旧:油圧ユニット
旧:油圧ユニット
新:油圧ユニット
新:油圧ユニット
旧:カゴ内主操作盤
旧:カゴ内主操作盤
新:カゴ内主操作盤(液晶表示により、見やすくなりました。)
新:カゴ内主操作盤(液晶表示により、見やすくなりました。)
旧:カゴ内副操作盤
旧:カゴ内副操作盤
新:カゴ内副操作盤(デジタル表示で見やすくなりました。)
新:カゴ内副操作盤(デジタル表示で見やすくなりました。)
追加:地震感知器(地震時、最寄階にエレベーターを移動させ、中にいる方の避難を促します。本震だけでなく、初期微動も検知可能です。)
追加:地震感知器(地震時、最寄階にエレベーターを移動させ、中にいる方の避難を促します。本震だけでなく、初期微動も検知可能です。)
追加:停電時自動着床装置(停電時に最寄階にエレベーターを移動させ、中にいる方の避難を促します。停電時の閉じ込め防止対策となります。)
追加:停電時自動着床装置(停電時に最寄階にエレベーターを移動させ、中にいる方の避難を促します。停電時の閉じ込め防止対策となります。)
旧:乗場扉と三方枠
旧:乗場扉と三方枠
新:乗場扉と三方枠(単色塗装から木目調のシートを貼った事でシックな印象となりました。)
新:乗場扉と三方枠(単色塗装から木目調のシートを貼った事でシックな印象となりました。)
旧:カゴ内
旧:カゴ内
新:カゴ内(扉と壁面のシートの色を変える事で印象がガラッと変わりました。)
新:カゴ内(扉と壁面のシートの色を変える事で印象がガラッと変わりました。)
旧:床タイル(長年の使用により、タイルが傷んでおりました。)
旧:床タイル(長年の使用により、タイルが傷んでおりました。)
新:床タイル(汚れも目立ちにくい黒系のタイルに交換致しました。)
新:床タイル(汚れも目立ちにくい黒系のタイルに交換致しました。)

 
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